2015年10月14日水曜日

カープTシャツ・2

2015年・カープのシーズンは最終戦を歴史的な敗戦で幕を閉じました。
期待が高かっただけに、教室内でもいまだに「甲子園での誤審がなければ・・」と嘆き声が聞かれます(ノ_・,)
このブログにおいても最も反響?が高かったのは珠算のことではなく、今年の4月25日に記した「カープTシャツ」でした。反響といっても「プロレスTシャツって変ですね~」とか「あんな変なTシャツが流行るわけない!」といったネガティブなものでしたが・・。
※プロレスTシャツとは2014年に沖縄料理屋「シーサー食堂」さんがつくったTシャツ。
自分がカープファンの間で流行らせようとパフォーマンスシートの常連やカープ女子を中心に配布したが失敗に終わる・・(-.-)

しかしながら、プロレスTシャツは一部のコアなカープファンの間では大変な高評価を得ていたことも事実であります。
以前、プロレスTシャツを着てパフォーマンスシートにいると
そのTシャツすごくいいですね!」「写真を撮ってもいいですか?」と、声をかけてきた男性がいました。あまりに褒めちぎってくれるので、プロレスTシャツをその場でプレゼントしたところ大変喜んでくれ、自身のフェイスブックでもTシャツを紹介してくれました。
で、そのフェイスブックで気づいたのですが、なんとその男性はカープタウンひろしまの社長・Fさんだったのです。
Fさんといえば雨トークのカープ芸人でも紹介された「レジェンドTシャツ」の仕掛け人であります。つまりカープTシャツのプロフェッショナルなのです。
あの時はシーサー食堂の店長と一緒に「プロにお墨付きをもらえた!」と(勝手に解釈して)喜びあいましまた♪\(^ω^\)( /^ω^)/♪ 

カープTシャツ・3へ続く



2015年9月24日木曜日

計数の原理 その②

計数は同じ属性をもった集合同士のみで成立します。
※鉛筆が2本とテレビが1台、全部で3つでは困ります(・_・;)チョット‥
そのため算数教科書では計数される対象はあらかじめ分類された集合となっています。
例・イヌ・ネコ・花等
 しかし、日常生活で計数をする場合はどうでしょうか?
日常では様々なものが混在しており、算数教科書のように理路整然と同じものが集合をつくっている場面ばかりではありません。
ものを数えるには確かにゲルマンの原理が必要なのですが、計数ではまず同じ性質・属性を持ったもの同士に分類する力が必要なのです。
実際、小学一年生・算数の最初の学習は「なかまづくり」=「分類」となっています。
 
そしてあらゆるものが混在するなかで、同じ属性をもったもの同士に分類しながら計数をする作業は、大人が考える以上に難しい作業なのです。
具体例を示しますと、下の画像は教室のテキスト「ABACUSレッスン1B」p18です。
さかな・いぬ・とり・むし・木が混在するイラストの中から、それぞれを仲間分けしながら計数をする単純な問題ですが、小学一年生で全問正解できる生徒は5、6人に1人しかいません。
しかしながら、発達心理学の大家・ピアジェの「思考の発達段階」によると「大きなシェパードも小さなチワワも同じ犬」と分類(クラス化)できるのは7、8歳からなので、この正答率の低さも小学一年生ならば無理からぬことと言えます。
 つまり「算数における計数」と「日常における計数」は明確に区別する必要があるのです。

 

「なぜこんな問題を間違えるのだろう?」と思える場合にも、しかるべき理由が存在しています。

最近、生徒の内面や発達を考慮した指導の重要性をますます痛感しております。
 

2015年9月15日火曜日

計数の原理 その①

 
 
 
 
 

 

SSKCLUBの会報第42号が出来上がりました。
レポートの作成は本当に大変なのですが、こうして自分の名前が出ているのを見るとやはり嬉しいですね!
今回のレポートではものを数える技能である「計数」を取り上げました。
大人からすると数えるという行為は極めて簡単なことです。
しかし、その計数力を身に付けるまでにはいくつかの発達過程を経る必要があります。
アメリカの心理学者ゲルマンは計数には5つの原理が必要であることを指摘しました。これは「計数の5つの原理」として発達心理学や教育心理学の世界では広く知られています。

【計数の5つの原理】

     一対一の原理

必ず1つのモノに1つの数詞を割り当てて数える。

正)○←1 ○←2 ○←3 ○←4 

誤)○←1 ○←2 ○←スキップ ○←3

     安定した順序の原理

計数する際に用いる数詞は常に「いち」「に」「さん」「し」・・と同じ順序で唱える。

正)いち に さん し ご ・・・

誤)いち に さん ご ろく ・・・

      基数の原理

モノ(集合)を数えたときに、最後の数詞がそのモノ(集合)の大きさの全体を表す。

正)○←1 ○←2 ○←3 ○←4 ○←5  ○は全部で5個ある

誤)○←1 ○←2 ○←3 ○←4 ○←5  ○は全部で4個ある

      抽象性の原理

計数するモノの色や形・大きさに関係なく、数として正しく数えられる

) 大人も子ども1人として数える

) 大人は1人だけど、子どもは小さいから1人ではない

 ⑤順序無関係の原理

正しく数えれば、モノ(集合)をどのような順番で数えてもよい。

) ○←3 ○←2 ○←1 ○←4 ○←5

ゲルマンの原理には批判もあるようですが学術的なことはともかく、上記の原理が一つでも欠けると「計数」ができないことは確かです。
今回のレポートではゲルマンの原理をふまえたうえでの「日常における計数」を考察しました。

―計数の原理 その②へ続く―













2015年8月23日日曜日

オジギソウ その後


オジギソウを教室へ置いて三週間以上経ちましたが、オジギソウはまだ無事です(〃´o`)=3 フゥ 
しかしこの三週間はオジギソウにとって苦難の連続でありました。
「おもしろ~い!」とパシパシとこずかれるのは勿論のこと、ある生徒は
「(閉じている葉を)開いてやる!」と言って強引に指で葉を開こうとしていました(^^;
逆にある生徒は「閉じれないようにしてやる~」と葉が閉じる瞬間、指先を葉の間に入れていました(/_;)
最近、あまりお辞儀をしなくなってきたのは、このような生育環境のせいでしょうか?

オジギソウから目が離せません|ω・`)

2015年7月31日金曜日

オジギソウ

画像は先日ホームセンターで購入したオジギソウです。
葉をつつくと「ショボ~ン(´・д・`」と悲しそうに葉を閉じながらお辞儀をする様は
なんともいえないコミカルな哀愁があります。
二年前に教室へ置いたときは、10日あまりの間に生徒に何度もこずかれペコペコとお辞儀をするうちに、茎が真っ二つに折れてしまいました(゚□゚;)
「なんにも悪いことをしていないのに、何度も頭を下げた挙句の果てに真っ二つとは・・(つд∩)」と、植物ながら気の毒に思ったことを覚えています。
しかしながら、教室からオジギソウの姿がなくなると「先生、オジギソウは?」と
大勢の生徒が寂しそうに尋ねてきたことから、機会があればもう一度教室へ飾ろうと考えていました。
今度は「やさしくつつくように」と生徒を諭して、長く教室に居てもらおうと思っています。

2015年7月7日火曜日

タヌキ出没

画像はうちの庭を横切るタヌキです。
ここ最近、午後6時〜7時になると毎日のようにトコトコと庭を横切っていきます。

タヌキの置物などは昔から縁起物として知られていることから、今回のタヌキの出没も「なにかの吉兆では?」と内心喜んでおります(^-^)

2015年6月21日日曜日

五日市のパワースポット



画像は二年前に庭を造園したときに置かれたつくばいです。
当初はつくばいを置く予定ではなかったのですが、造園してくれた庭師さんのアドバイスで置くことになりました。

つくばいには決められた様式があり、庭師さんから「ご主人、これが一の石です。これが二の石です。・・」と説明を受けたのですが、今ではどれが一の石なのか覚えていません^_^;
いつの頃からか「(つくばいの前の)石に水をかけると良いことが起こる!」と
生徒の間で評判になり、石に水をかけて願掛けをする生徒が大勢出てきました。
「石に水をかけたらおやつが増えた!」との報告が多いことから「おやつ」に関してのご利益が高いようです。
「宝くじのご利益があれば・・」と考えるのは罰当たりでしょうか?(;-人-;)