2017年12月13日水曜日

大発見!カープ鉛筆

 長らく更新しておりませんでしたが、大きなニュースがありました。
なんとわが教室でカープグッズ第一号といわている伝説的な鉛筆が発見されたのです!!
さらに広島市へ寄付したところ(またしても!)中国新聞に掲載されました。






 教室では毎月たくさん鉛筆を使うのですが、新品だとそろばんをやる際に長すぎて都合が悪いので半分に切って使用しています。ですから使いかけの鉛筆が沢山あると聞けば喜んでもらっています。
 この鉛筆も7~8年前に母親がもらってきた大量の使いかけの鉛筆のなかに紛れていました。中国新聞の記者さんから「誰からもらったのですか?」と質問を受けたのですが、母親曰く「まったく記憶にない」とのこと(笑) 

 記者さんが色々調べてくれた結果、この鉛筆は1951年頃にカープ女子後援会が製作したものだとわかりました。この時代にもカープ女子が存在したのですね。
 1951年の広島といえば深刻な物不足だったはずです。にもかかわらず大切に保管していたことを考えるとカープファンとしては込み上がるものがあります(涙) 

 実はこの水色の未使用品のほかに使いかけの黄色の鉛筆が2本あったのですが、なんと教室で使ってしまいました。なにせ伝説の鉛筆。7~8年前はネットで検索しても実物はおろかまったく情報が出てこなかったのです。それで鉛筆が足りなくなったときに「伝説の鉛筆なんて存在せんわ」と自分に言い聞かせて使ってしまいました・・。黄色の鉛筆はいまだ未発見なので今となっては後悔の嵐です。※水色は自分のを含めて2本ほど確認されている

 この鉛筆の記事を人に話すと「売れば相当な金額になったのでは?」という人が多いのですが、この鉛筆がもつ歴史的な価値はまさにプライスレス! お金には替えられません!!
まぁ、売ったときの金額は少し気になりますが(笑)



学芸員さんに引き取られていく鉛筆。頭の中でドナドナが鳴り響きました・・♪

2017年6月23日金曜日

中国新聞『広場』掲載 & TV放送

 中国新聞の読者の投稿欄『広場』に私のカープに関する投書が掲載されました。
この『広場』にはカープ枠のようなものがあり、プロ野球のシーズン中は二日に一度は必ずカープに関する意見が掲載されています。いつかは投書したいと思っていたものの、文章力に自信のない私は長らく二の足を踏んでいました。しかし今回思い立つところがあり、初めて投稿してみたところなんと採用され掲載! 嬉しいですね~ カープに関することなので喜びもひとしおです。
 その二日前はドレッシングちゃんの特集で、うちの教室が約5分間ほどTVで放送されました。いままでメディアに露出したことなど一度もなかったのに、この一週間で(地元の)テレビと新聞の両方に出た訳です!

その反響は今のところ“ゼロ”ですが・・

  テレビはともかく新聞への投書は色々勉強になるので、機会があればまた投稿してみようと考えております。


2017年1月9日月曜日

2017年の抱負

長らく更新していませんでした(´⊆`*)ゞ

 昨年のカープは25年ぶりのリーグ優勝+新井選手2,000本+黒田選手200勝 ということで「盆と正月が一緒に来たようだ」という声が球場のあちこちで聞かれるほどカープファンとしては本当によい年でした。
 教室としても長井ゼミハンス五日市校との提携、それに伴う土曜の指導日追加という変化がありました。教室の教材もSSKCLUBへ変更して今年で6年目となります。変更直後は著者である伊藤先生の作問の意図を読み取れず困惑することもありました。しかしながら先生から直々に添削指導を受けて今年で3年・提出レポート数も14本となり、ようやく自分なりの手ごたえや自信のようなものが出てきました。
 レポートを提出するようになってから何かの参考になればと放送大学のラジオ講座を聴講しています。単位の習得が目的ではなく本当にただ聞いてるだけなのですが、それでも自分のようなものには「こんなことがあるのか・・」「これはすごいな・・」といった驚きの連続です。まぁ、きちんと勉強してこなかったからこその驚きなのですが(^^ゞ それにしてもこんなに面白いものが無料(タダ)で聞けるということで、今では仕事という枠をこえて一つの趣味となっています。

『学力と学習支援の心理学』主任講師 市川伸一

 この講座は前々から途切れ途切れの形ではありますが受講をして感銘を受けてはいたのですが、この年末・年始を利用してテキストを熟読しその実践的な現場目線からの画期的な手法に腰が抜けるほど驚きました。
以前からこの講座をヒントにメタ認知の獲得を目指し、上級の生徒には各科目の点数やタイムを自分で系列的に表へ記録をさせたり、練習の振り返りを書かせたりはしていました。しかし有効に機能しているとは言い難いその理由が今回この本でわかったのです。具体的な改善策はこれからなのですが、年始から課題が見つかっただけでも自分としては大きな収穫です。
2017年、精一杯精進いたします。

2016年8月28日日曜日

入庫のお知らせ

長らく更新しておりませんでした(´⊆`)ゞ

―入庫情報ー

コロンブス 「未知の世界へ船出した貿易商人」












クレオパトラ 「古代エジプトの最後の女王」












真田幸村 「日本一の兵と称えられた戦国武将」













 NHK大河ドラマ「真田丸」が好評ですが、こちらの『真田幸村』もおすすめです!
コンパクトな冊子ながら、あの名セリフ・名場面が見事におさめられております。
鬼神の如く突き進む赤ぞなえの武者・真田幸村 男子必読の書!! 

 赤といえばカープですが、こちらも鬼神の如く突き進み現在(8/28)優勝までのマジックナンバー14!!
25年ぶりのリーグ制覇がすぐそこまで来ております。
 先日、生徒から「マジックて増えることもあるの?」と聞かれて「え? 増えることはないと思うよ・・ 多分・・」って感じで戸惑いました。なにせマジック点灯も25年ぶりなので色々忘れています。ですがこのような戸惑いは喜ばしいものですね!
















2016年3月30日水曜日

廃校ノスタルジア in  庄原

 











 3月27日(日) 帝釈小学校の跡地で行われた『廃校ノスタルジア in  庄原』へ行って来ました。
このイベントは「庄原市内の休廃校施設で長年使われていなかった学校の備品を販売し、その売り上げを全て庄原市の将来を担う子供たちの教育費へ充てる」という主旨で行われています。
 最初は「そろばんのプリントを入れる棚でもあれば」という軽い気持ちだったのですが、現地へ行ってびっくり! 机やイスだけでなく学校給食の食器類までも販売していました。さらに、よ~く見回してみると算数の小数や分数の教具があるではありませんか!これらの教具をちょうど自作しようと思っていたところなので迷わず購入します。











 さらにさらに縄文や弥生土器のレプリカ、石器や土偶の「日本の遺物セット」までもがあります。自分は長年中学受験専門塾で社会科の講師をしていたので、こうした物も買わずにはいられません。即購入です。











レプリカとはいえ、なかなかの出来栄え。























 会場には帝釈小学校の卒業生も大勢来ていたようです。中学生くらいの男の子が「この日がくるとは思っていたけど・・」と、つぶやく声を耳にしました。

今回購入した帝釈小学校の教具は長く、大切に子供たちのために活用し続けていきます。


2016年2月21日日曜日

五日市の義民

いよいよ第1位の発表です!    

第1位
☆アンナ・パブロワ
~世界中にバレエのすばらしさを伝えた白鳥 ~















 正直なところ最初は「誰だろう?」って感じでした(^^;
自分と同じような方のためにアンナ・パブロワのあらすじを紹介。

「すばらしき芸術、バレエは、ロシア帝国の滅亡とともにすたれようとしていました。それを自分の努力と信念で、世界に伝えたのがアンナ・パブロワ。ひん死の白鳥の姿は世界中の観客の心に残ります」

 この図書は1位になるだけあって常に貸し出し状態。女子に大人気です。 

「昔と比べると今の子供は・・」などと子供達の価値観や生活様式の変化が語られることが多いなかで、偉人伝にはいつの時代でも子供をひきつける王道的な魅力があることをこのランキングからは感じ取れます。

ちなみに、私が一番好きな図書はこれです。

☆農民一揆
~圧制に立ちあがる農民たち~














 岐阜県の高山で実際に起こった「大原騒動・1771~1789」を描いた実録まんがです。
理不尽な重税を課す代官に対して、村民のために死罪を覚悟して立ち上がる農民たちの姿は「本当にこんなことがあったのか?」と、にわかには信じられないほど凄まじいものです。

 自分はこの本を読むたびに「吉見新兵衛」なる人物を思い出します。
吉見新兵衛はその名の通り、五日市駅・南口にある吉見園を開拓した人物です。

明治12年2月、当時の五日市村戸長 吉見新兵衛によって『吉見新開拓』の工事が開始された。しかし、途中工事半ばにして不幸にも大潮の被害を受けて全壊し、新兵衛は私財を投入するとともに親戚縁者からも金を借り集め、同15年ようやく完成した。その結果、新兵衛は破産し、アメリカへ渡って再起を図ったが、病気にかかり帰国をよぎなくされた。この吉見新兵衛の業績を後世へ残すために、河野貞夫他9名の発起人によって海老山北側下の道路沿いにこの石碑をたてた
「広島の石碑 心と形」広島の石碑・心と形 編集委員会














※石碑は現在、吉見園の公園近くへ移設されています。

 また五日市町下河内の岡村嘉助は、明治4年10月3日・一揆の取り調べに入った役人に暴力を振るった百姓の責任を一身に背負い獄中で3年間過ごしたと記録されています。こちらも石碑が残っています。

 こんなにも身近に自己犠牲を厭わず他者へ尽くす人々がいたことに驚かされます。
なぜ昔はこれほどまでに自分を犠牲にできる人物がいたのでしょうか?
実は自分が知らないだけで今でも自分を犠牲にしてまで他者や社会に尽くしている人が大勢いるのでしょうか?
 久しぶりに「農民一揆」を読み返し、様々な思いが込み上がりました。



2016年2月3日水曜日

貸し出し図書ランキング 4位~2位


前回は7位まで発表しましたが、繰り下がりのため第4位からとなります。

―第4位-

☆ベーブ・ルース
~不滅の大ホームラン王~














☆マリー・ローランサン
~―「パリの美神」とよばれた画家~
  












☆ローラ・インガルス
~大草原に生きた女性作家~













ベーブ・ルースは男子だけでなく女子の貸し出し数も多いことから第4位となっています。広島の野球熱の高さを感じさせます。

マリー・ローランサンを読み終えた子どもに「そごうの隣の美術館(ひろしま美術館)にマリー・ローランサンの絵が飾ってあるよ」と伝えると「見たい!」と反応することがあります。こんなときは「本を置いてよかった(^-^」と思えますね。

ローラ・インガルスはNHKで長い間放送された『大草原の小さな家』の原作者であります。自分は中学・高校の時分この『大草原の小さな家』の再放送を毎週見ていました。な~んにもない文字通りの大草原に畑はもちろんのこと、家から家具まで全て手作業で作り上げるマイケル・ランドン演じるローラのお父さんがとにかく格好よかったです。一緒に見ていた姉が「あんなにかっこいいお父さんだったらよかったのに・・」とつぶやいたことを今でもよく覚えています。

―第2位-

☆ナイチン・ゲール
~「戦場の天使」とよばれたイギリスの看護婦~














☆アンネ・フランク
~戦争の中で生きる希望を書きつづけた少女 ~













 「ナイチン・ゲール」「アンネ・フランク」ともに以前から貸し出し数が多い人気作品です。特に「アンネ・フランク」は本当に可哀想な結末で終わる作品ですが、何度も読み直す生徒が多いようです。小学生の中・高学年にもなると、主人公の力強い生き様に共感しながら作品を読みすすめることができるようです。

~次回はいよいよ1位発表!~